wellness 就活wellness 就活
医療・介護・福祉の資格取得完全ガイド

医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】

公開日:2026年2月23日更新日:2026年2月26日
wellness 就活
執筆

wellness 就活 編集部

医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】

免責事項

本記事は医療・介護・福祉業界の転職に関する一般的な情報提供を目的としており、 特定の転職先や雇用条件を保証するものではありません。 給料・年収等の数値は公的統計に基づく参考値です。 資格や制度に関する情報は記事執筆時点のものであり、 最新の情報は必ず厚生労働省や各専門職団体の公式サイトでご確認ください。 転職に関する最終的な判断はご自身の責任において行ってください。

医療事務の資格は80種類以上ある中からおすすめを厳選比較。メディカルクラーク・医療事務認定実務者など主要6資格の難易度・合格率・受験費用を一覧表で徹底解説。初心者向けの選び方ポイントも詳しく紹介します。

医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】完全ガイド

医療事務として働くためには、様々な民間資格が存在します。しかし、医療事務の資格は80種類以上もあると言われており、「どの資格を取ればいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、医療事務の主要な資格を徹底比較し、あなたの目標やライフスタイルに合った資格の選び方を詳しく解説します。これから医療事務を目指す方も、スキルアップを考えている現職の方も、ぜひ参考にしてください。

医療事務資格の基礎知識:国家資格はない?

まず重要なポイントとして、医療事務に国家資格は存在しません。現在流通しているすべての医療事務資格は、民間団体が認定する民間資格です。このため、資格がなくても医療事務として働くことは可能です。

しかし、資格を持つことで就職・転職時のアピール材料になるほか、職場によっては資格手当が支給されるなど、給与アップにつながるメリットもあります。また、資格取得の勉強を通じて、診療報酬の仕組みや医療保険制度などの知識を体系的に学べる点も大きな魅力です。

医療事務資格が役立つ場面

  • 病院・クリニックへの就職・転職活動でのアピール
  • 資格手当による給与アップ
  • 業務知識の習得と正確な仕事への自信
  • キャリアアップ・昇進への足がかり

医療事務の転職を検討している方は「医療事務の転職完全ガイド」もご覧ください。

主要な医療事務資格6種類を徹底比較

医療事務の資格は多数ありますが、特に認知度が高く就職・転職で役立つ主要な6つの資格を比較します。

主要な医療事務資格6種類を徹底比較 - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】
主要な医療事務資格6種類を徹底比較 - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】
資格名主催団体合格率試験頻度難易度受験費用
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)日本医療教育財団70〜80%月1回★★☆☆☆約7,700円
医療事務認定実務者試験全国医療福祉教育協会約60%月1回★★☆☆☆約3,000円
医療事務管理士技能認定試験技能認定振興協会約50%月1回★★★☆☆約7,000円
医療事務検定試験日本医療事務協会約90%月1回★☆☆☆☆約7,700円
医科医療事務管理士技能認定振興協会約50%隔月★★★☆☆約6,500円
医事コンピューター技能検定試験医療秘書教育全国協議会約70%年2回★★★☆☆約4,000円

1. 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

医療事務資格の中で最もスタンダードな資格として広く知られています。累計受験者数は170万人を超え、医療事務分野では最大規模の資格試験です。

合格率は70〜80%と比較的高く、初心者でも挑戦しやすい資格です。毎月試験が実施されるため、学習スケジュールも組みやすいのが特徴です。病院・クリニックの採用担当者への認知度も高く、就職活動でアピールしやすい資格といえます。

参考:メディカルクラーク公式情報(ブラッシュアップ学び)

2. 医療事務認定実務者試験

全国医療福祉教育協会が主催する資格で、受験費用が約3,000円と最もリーズナブルな試験として人気があります。合格率は約60%で、在宅受験が可能なため、忙しい社会人でも受験しやすい特徴があります。

3. 医療事務管理士技能認定試験

技能認定振興協会が主催する資格で、合格率は約50%の中難易度の資格です。医科・歯科の2種類があり、就職先に合わせて選択できます。インターネット試験も導入されており、自宅での受験も可能です。

4. 医療事務検定試験

日本医療事務協会が主催する資格で、合格率は約90%と医療事務資格の中でも最も取得しやすい資格のひとつです。初めて医療事務の資格に挑戦する方や、まずは資格取得の自信をつけたい方に向いています。

5. 医科医療事務管理士

技能認定振興協会が主催する、医療事務管理士技能認定試験と並ぶ人気資格です。レセプト(診療報酬明細書)の作成能力を証明できる資格として、医療機関での評価も高いです。

6. 医事コンピューター技能検定試験

医療秘書教育全国協議会が主催する、コンピューターを使った医療事務処理に特化した資格です。現代の医療機関ではコンピューターによる業務が必須となっており、この資格取得でITスキルもアピールできます。

参考:医療事務資格おすすめ8選(資格取得サイト)

医療事務資格の選び方:4つのポイント

数ある資格の中から自分に合ったものを選ぶためのポイントを解説します。

医療事務資格の選び方:4つのポイント - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】
医療事務資格の選び方:4つのポイント - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】

ポイント1:就職・転職のしやすさで選ぶ

就職・転職活動で資格を活かしたい場合は、認知度の高い資格を選ぶことが重要です。採用担当者への知名度が高ければ、資格をアピールポイントとして説明しやすくなります。

PR

株式会社JJメディケアキャリア

株式会社JJメディケアキャリア

看護師応援プロジェクト実施中!看護師転職サイトナースJJ会員登録促進

詳しく見る

特にメディカルクラーク(医療事務技能審査試験)は業界での認知度が非常に高く、就職活動でのアピール力が強い資格です。また、応募を検討している職場が特定の資格を優遇している場合は、その資格を取得することで採用に有利になります。

ポイント2:難易度と合格率で選ぶ

初めて医療事務の資格に挑戦する場合は、合格率が高い(60%以上)資格から始めることをおすすめします。一方、すでに医療事務の経験がある方や、より高い評価を得たい方は、難易度の高い資格にチャレンジすることでスキルアップにつながります。

ポイント3:受験費用と頻度で選ぶ

資格によって受験費用は約3,000円〜7,700円と幅があります。また、年2回しか試験がない資格もあるため、自分の学習スケジュールと試験日程が合うかどうかも重要な確認ポイントです。月1回実施の資格は、スケジュールを柔軟に調整できる利点があります。

ポイント4:学習スタイルで選ぶ

働きながら資格取得を目指す場合は、通信講座の活用がおすすめです。カリキュラムに沿って効率よく学べるうえ、通学に比べて時間の自由度が高いのが魅力です。また、在宅受験が可能な資格なら、試験会場に足を運ぶ必要がないため、さらにスケジュールを調整しやすくなります。

参考:医療事務の資格選び方ガイド(ニチイまなびネット)

初心者におすすめの医療事務資格ランキング

第1位:医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

総合的に最もバランスの取れた資格です。認知度、合格率、試験頻度のすべてにおいて優れており、初心者から経験者まで幅広い方に向いています。170万人以上の受験者数が、この資格の信頼性を証明しています。

  • 合格率:70〜80%
  • 試験頻度:毎月
  • 就職での評価:非常に高い

第2位:医療事務認定実務者試験

コストパフォーマンスに優れた資格として第2位にランクイン。受験費用が約3,000円と最安クラスで、在宅受験も可能です。これから医療事務を始めたい方の入門資格として最適です。

初心者におすすめの医療事務資格ランキング - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】
初心者におすすめの医療事務資格ランキング - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】
  • 合格率:約60%
  • 試験頻度:毎月
  • 就職での評価:中程度

第3位:医療事務検定試験

合格率約90%で最も取得しやすい資格です。まずは医療事務の資格を手に入れて自信をつけたい方、短期間での資格取得を目指す方に向いています。

  • 合格率:約90%
  • 試験頻度:毎月
  • 就職での評価:中程度

医療・介護・福祉の資格全般については「医療・介護・福祉の資格取得完全ガイド」もご覧ください。

資格取得後のキャリアパス

医療事務の資格を取得した後、どのようなキャリアパスが考えられるのかを解説します。

資格取得後のキャリアパス - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】
資格取得後のキャリアパス - illustration for 医療事務資格の種類と選び方【おすすめ比較】

資格手当による給与アップ

資格を持つ医療事務スタッフには、月数千円〜数万円の資格手当を支給する医療機関も多く、給与アップが期待できます。特にメディカルクラークなど認知度の高い資格は、手当の対象になりやすい傾向があります。

キャリアアップへの道

医療事務からさらにキャリアアップを目指す場合、以下の方向性があります:

  • 主任・リーダー職への昇進:経験を積みながら管理職を目指す
  • 医師事務作業補助者:医師の事務補助に特化した専門職
  • 医療秘書:より高度な事務・秘書スキルを活かす職種
  • 他の医療職への転向:看護師、薬剤師補助などへのキャリアチェンジ

医療・介護・福祉の給料や待遇について詳しく知りたい方は「医療・介護・福祉職の給料・年収・待遇完全ガイド」をご覧ください。

学習を継続して難関資格にチャレンジ

基礎資格を取得後、さらなるスキルアップとして難易度の高い資格への挑戦もおすすめです。より評価の高い資格を持つことで、就職・転職市場での競争力が高まります。

参考:医療事務資格まとめ16種類(日本の資格・検定メディア)

医療事務資格に関するよくある質問

Q1:資格なしでも医療事務として働けますか?

はい、働けます。医療事務に国家資格は不要で、無資格でも就業できます。ただし、資格取得によって採用時のアピール度が上がり、資格手当の支給対象になるなどのメリットがあります。

Q2:独学で取得できる資格はありますか?

多くの医療事務資格は独学でも取得可能です。特に合格率が高い資格(医療事務検定試験・医療事務認定実務者試験など)は独学での挑戦がしやすいです。ただし、診療報酬の複雑な計算などは通信講座や専門スクールで学ぶ方が効率的な場合もあります。

Q3:医療事務資格の中で最も就職に有利なのはどれですか?

業界での認知度・信頼性の観点から、メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)が最もバランスが良く、就職に有利とされています。累計受験者数170万人超という実績が採用担当者への説得力につながります。

Q4:資格取得にかかる期間はどのくらいですか?

資格によって異なりますが、一般的に3〜6ヶ月程度の学習期間を見込む方が多いです。通信講座を利用した場合、多くのコースが3〜4ヶ月のカリキュラムで構成されています。

参考:医療事務の資格情報(コメディカルドットコム)

まとめ:あなたに合った医療事務資格を選ぼう

医療事務の資格は80種類以上あり、難易度や認知度、受験費用もさまざまです。自分の目標とライフスタイルに合った資格を選ぶことが、効率的なキャリアアップへの近道です。

初心者の方には、認知度が高く合格率も高い「メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)」がおすすめです。費用を抑えたい方には「医療事務認定実務者試験」、まず自信をつけたい方には「医療事務検定試験」が向いています。

資格取得後は、さらなるスキルアップや資格手当を活かしたキャリア構築も視野に入れてみてください。医療事務としての専門性を高めることで、安定したキャリアと働きがいのある職場環境を手に入れることができます。

医療事務への転職を検討している方は「医療事務の転職完全ガイド」で求人情報や転職のポイントをチェック。

未経験から医療業界への転職を考えている方は「未経験から医療・介護・福祉業界への転職ガイド」も参考にしてください。

関連記事

資格取得のための給付金・補助金活用ガイド

資格取得のための給付金・補助金活用ガイド

資格取得に使える給付金・補助金制度を徹底解説。教育訓練給付金3種類の違い(一般・特定一般・専門実践)と給付額、申請手順、医療・介護・福祉資格への活用ポイントを詳しく紹介します。費用の心配なく資格取得を実現しましょう。

続きを読む →
介護事務・ケアクラークの資格と取得方法

介護事務・ケアクラークの資格と取得方法

ケアクラーク(介護事務)資格の取得方法を徹底解説。試験概要・合格率70%・勉強法・おすすめ通信講座・介護事務管理士との違いまで網羅。介護未経験から介護事務として転職・就職したい方必見の完全ガイドです。

続きを読む →
ガイドヘルパー・同行援護従業者の資格と仕事

ガイドヘルパー・同行援護従業者の資格と仕事

ガイドヘルパー・同行援護従業者の資格取得方法・費用・研修内容から仕事内容・給与・キャリアアップまで詳しく解説します。視覚障がい者の外出支援に必要な専門スキルと、誰でも取得しやすい資格の特徴・働き方を徹底解説。

続きを読む →
喀痰吸引等研修の受講方法と資格活用

喀痰吸引等研修の受講方法と資格活用

喀痰吸引等研修(第1号・第2号・第3号)の違い、受講方法、費用・期間、実務者研修との関係、資格取得後のキャリア活用法まで徹底解説。介護職員が医療的ケアのスキルを身につけ、職場でのキャリアアップに活かすための完全ガイドです。

続きを読む →
認定介護福祉士の資格と取得メリット

認定介護福祉士の資格と取得メリット

認定介護福祉士とは2015年にスタートした介護福祉士の上位民間資格です。取得要件(実務経験5年以上)、養成研修600時間の内容、費用50〜60万円、取得メリット(キャリアアップ・給与向上)を徹底解説。介護福祉士として次のステージを目指す方必読。

続きを読む →
働きながら資格を取る方法【医療・介護・福祉】

働きながら資格を取る方法【医療・介護・福祉】

医療・介護・福祉分野で働きながら資格を取る方法を徹底解説。介護職員初任者研修・介護福祉士・医療事務など取得しやすい資格の種類・難易度・費用・期間を比較。教育訓練給付金や職場の支援制度を活用してコストを抑える方法も詳しく紹介します。

続きを読む →