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保育士の転職完全ガイド

保育士の年収・給料相場と待遇改善の最新情報

公開日:2026年2月23日更新日:2026年2月26日
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執筆

wellness 就活 編集部

保育士の年収・給料相場と待遇改善の最新情報

免責事項

本記事は医療・介護・福祉業界の転職に関する一般的な情報提供を目的としており、 特定の転職先や雇用条件を保証するものではありません。 給料・年収等の数値は公的統計に基づく参考値です。 資格や制度に関する情報は記事執筆時点のものであり、 最新の情報は必ず厚生労働省や各専門職団体の公式サイトでご確認ください。 転職に関する最終的な判断はご自身の責任において行ってください。

保育士の2024年最新給料相場(平均年収407万円)と処遇改善の仕組みを徹底解説。2024〜2026年の人件費10.7%引き上げ、処遇改善等加算の詳細、給料アップの方法、転職で収入を増やすポイントまで網羅した完全ガイドです。

保育士の年収・給料相場と待遇改善の最新情報【2024年版】

保育士は子どもたちの成長を支える大切な職業ですが、長らく「給料が低い」というイメージが定着していました。しかし、近年は国が主導する大規模な処遇改善によって、保育士の給料は着実に上昇しています。本記事では、2024年〜2026年の最新給料相場、処遇改善の仕組み、そして保育士が給料を上げるための具体的な方法まで徹底解説します。転職を考えている方にも役立つ情報が満載です。

保育士の年収・給料相場(2024年最新データ)

2024年度の保育士の平均給料は、正社員で月給27万7,200円・年収406万8,100円となっています。これは数年前と比べると大幅な改善であり、処遇改善政策の成果が数字に表れています。

年齢別・経験年数別に見ると、給料の変化がより明確になります。

年代平均年収月収目安
20代330〜370万円22〜25万円
30代380〜430万円26〜29万円
40代420〜430万円28〜29万円
50代430〜460万円29〜31万円
60代370〜440万円25〜30万円

勤務初年度の年収は285万円程度ですが、15年以上のキャリアを積むと約463万円に達するとされています。経験を積むことで確実に収入が向上する職種です。

また、パート・アルバイトの場合は時給1,370円・年収154万7,420円が目安となっています。地域や施設の種類によって差があるため、求人票をよく確認することが重要です。

詳しい給料・待遇情報については、医療・介護・福祉職の給料・年収・待遇完全ガイドも参考にしてください。

2024〜2026年の処遇改善:過去最大の賃上げ

保育士の待遇改善は、政府が重点的に取り組む政策課題となっています。2024年以降の主な改善内容を確認しましょう。

2024〜2025年:人件費10.7%の大幅引き上げ

2024年11月に発表された施策では、人件費を10.7%引き上げることが決定されました。これは過去最大の処遇改善率であり、保育士の待遇が大きく改善される見込みです。これまでの改善率は-0.3%〜5.2%の範囲で推移していましたが、今回の改善幅はそれを大きく上回るものです。

2026年〜:さらに5.3%の追加引き上げ

2026年度以降は、さらに約5.3%の追加引き上げが予定されており、これは過去2番目の高水準となります。2年連続での大幅な賃上げにより、保育士の収入は今後さらに改善されることが期待されます。

歴史的な推移

処遇改善が始まる前の2012年度と比較すると、保育士の収入は3割以上増加しています。具体的に見ると、2014年の平均月収が21.6万円であったのに対し、2023年には27.1万円となり、約6万円増加しています。

参考:保育士の給料はいつから上がる?処遇改善の最新情報

処遇改善等加算の仕組みをわかりやすく解説

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保育士の処遇改善は「処遇改善等加算」という制度によって行われています。この制度には3つの種類があります。

処遇改善等加算の仕組みをわかりやすく解説 - illustration for 保育士の年収・給料相場と待遇改善の最新情報
処遇改善等加算の仕組みをわかりやすく解説 - illustration for 保育士の年収・給料相場と待遇改善の最新情報

処遇改善等加算I(全職員対象・経験年数連動)

加算Iは、全ての保育士を対象に、経験年数やキャリアパスに応じて給料を底上げする仕組みです。新人からベテランまで、パートを含むすべての職員が対象となります。

処遇改善等加算II(月額4万円または5千円)

加算IIは、副主任保育士や職務分野別リーダーなど、特定の役職に就いた職員に支給される加算です。副主任クラスで月額4万円、職務分野別リーダーで月額5,000円の処遇改善が見込めます。

処遇改善等加算III(全職員対象・月額9千円)

加算IIIは、全ての職員を対象とした月額9,000円の処遇改善です。国からの支援として導入された制度で、幅広い保育士の収入底上げに貢献しています。

重要な注意点: 処遇改善のお金は、国から保育施設を経由して各職員に支払われます。配分方法は施設によって異なるため、転職時には「処遇改善手当はどのように配分されているか」を必ず確認しましょう。

詳しい情報は保育士の転職完全ガイドをご覧ください。

参考:保育士の人件費を10.7%引き上げ!過去最大の処遇改善を解説

保育士が給料を上げる5つの方法

現在の給料に満足していない保育士の方は、以下の方法で収入アップを目指せます。

保育士が給料を上げる5つの方法 - illustration for 保育士の年収・給料相場と待遇改善の最新情報
保育士が給料を上げる5つの方法 - illustration for 保育士の年収・給料相場と待遇改善の最新情報

1. キャリアアップ研修を受講する

国が定めるキャリアアップ研修を修了することで、「職務分野別リーダー」として認定され、月額5,000円の処遇改善加算が受けられます。さらに研修を重ねて「副主任保育士」になると月額4万円の加算対象となります。まず3年間続けることが給料アップへの第一歩です。

2. 公立保育所への転職を検討する

公立保育所は地方公務員として勤務するため、給料や待遇が安定しています。私立保育園と比べて処遇改善の恩恵を受けやすく、退職金制度も充実しています。ただし、採用試験が必要で競争率が高い場合もあります。

3. 認定こども園や企業主導型保育施設を選ぶ

企業主導型保育施設や認定こども園は、給与水準が高い場合が多く、福利厚生も充実していることがあります。求人情報を比較検討し、自分に合った職場を見つけましょう。

4. 主任保育士・園長を目指す

経験を積んでマネジメント職に就くことで、給料が大幅に上昇します。主任保育士や副園長、園長クラスになると年収500万円以上も目指せるポジションです。

5. 処遇改善手当をきちんと支給している施設に転職する

残念ながら、処遇改善手当が適切に支給されていない施設もあります。転職エージェントを活用し、「処遇改善手当の支給実績がある施設」を選ぶことが重要です。

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参考:【2024年最新】保育士の給料は上がる!処遇改善の内容や給料アップの方法を解説

転職で給料アップを実現するためのポイント

転職は保育士が給料を上げる最も効果的な方法の一つです。ただし、成功するためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。

求人票の見方を理解する

求人票に記載されている「月給」には、処遇改善手当や各種手当が含まれている場合と含まれていない場合があります。「基本給」と「諸手当」の内訳を必ず確認しましょう。

転職エージェントを活用する

保育士専門の転職エージェントは、非公開求人の紹介や給与交渉のサポートをしてくれます。自分一人では気づけない好条件の求人を見つけやすくなります。

複数の施設を比較する

一つの求人だけで決めず、複数の施設の給料・福利厚生・職場環境を比較することが重要です。見学や面接を通じて、職場の雰囲気も確認しましょう。

転職活動の詳細については、保育士の転職完全ガイド医療・介護・福祉の転職サイト・エージェント徹底比較を参考にしてください。

参考:【2026年最新】保育士の処遇改善手当とは?

まとめ:保育士の給料は着実に改善されている

保育士の給料と待遇は、ここ数年で大きく改善されてきました。2024〜2026年にかけてさらなる処遇改善が予定されており、保育士という職業の将来性は明るいと言えます。

重要なポイントをまとめると:

  • 2024年度の平均年収は約407万円(正社員)
  • 2024〜2025年は人件費10.7%の過去最大の賃上げ
  • 2026年度もさらに5.3%の追加引き上げ予定
  • キャリアアップ研修や転職で給料アップが可能
  • 転職時は処遇改善手当の支給実績を必ず確認

現在の職場に満足していない場合は、積極的に転職活動を始めることをおすすめします。保育士専門のエージェントを活用し、自分に合った好条件の職場を見つけましょう。

保育士の転職完全ガイドでは、転職活動の進め方から面接対策まで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。また、医療・介護・福祉の履歴書・面接対策完全ガイドも合わせて活用することで、転職成功率をさらに高めることができます。

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