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保育士の転職完全ガイド

保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職

公開日:2026年2月23日更新日:2026年2月26日
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執筆

wellness 就活 編集部

保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職

免責事項

本記事は医療・介護・福祉業界の転職に関する一般的な情報提供を目的としており、 特定の転職先や雇用条件を保証するものではありません。 給料・年収等の数値は公的統計に基づく参考値です。 資格や制度に関する情報は記事執筆時点のものであり、 最新の情報は必ず厚生労働省や各専門職団体の公式サイトでご確認ください。 転職に関する最終的な判断はご自身の責任において行ってください。

保育士として働いてきたあなたが「障害のある子どもたちの力になりたい」「療育の専門家として成長したい」と考えるなら、**児童発達支援施設や放課後等デイサービスへの転職**は非常に魅力的な選択肢です。保育士資格を活かしながら、より専門的な支援の現場でキャリアを築くことができます。

保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職完全ガイド

保育士として働いてきたあなたが「障害のある子どもたちの力になりたい」「療育の専門家として成長したい」と考えるなら、児童発達支援施設や放課後等デイサービスへの転職は非常に魅力的な選択肢です。保育士資格を活かしながら、より専門的な支援の現場でキャリアを築くことができます。

本記事では、児童発達支援・放課後デイサービスへの転職に必要な情報を徹底解説します。仕事内容から給料相場、転職のコツ、キャリアアップの道まで、実際に転職を成功させるための情報をまとめました。

児童発達支援・放課後等デイサービスとは?

まず、転職先となる2つの施設の特徴を理解しておきましょう。

児童発達支援・放課後等デイサービスとは? - illustration for 保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職
児童発達支援・放課後等デイサービスとは? - illustration for 保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職

児童発達支援(0〜5歳対象)

児童発達支援は、発達支援が必要な未就学児(0〜5歳)が通う障害児通所施設です。「療育園」とも呼ばれ、子どもの特性に合わせた個別・集団支援を提供します。主な支援内容は以下の通りです。

  • 生活技能の習得:着替え・食事・トイレなど日常生活の基本動作
  • コミュニケーション支援:言語発達・対人関係スキルの育成
  • 就学準備:小学校への移行を見据えた集団生活への適応訓練
  • 保護者支援:育児相談・ペアレントトレーニング

放課後等デイサービス(6〜18歳対象)

放課後等デイサービスは、学齢期(6〜18歳)の障害・発達特性を持つ子どもを放課後や学校休業日に支援する施設です。学童保育の福祉版と理解するとわかりやすいでしょう。主な支援内容は以下の通りです。

  • 学習支援:宿題の見守り・個別指導
  • 生活技能訓練:社会参加に向けたスキルアップ
  • 余暇活動:スポーツ・創作・地域交流
  • 送迎サービス:学校・自宅からの送迎

どちらの施設も少人数制で、一人ひとりの子どもに丁寧に関われる環境が特徴です。

保育士が療育施設に転職するメリット

保育士経験者が児童発達支援・放課後デイに転職するメリットは多数あります。

保育士が療育施設に転職するメリット - illustration for 保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職
保育士が療育施設に転職するメリット - illustration for 保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職

1. 保育士資格がそのまま活かせる

保育士資格は療育施設でも有効な資格として認められています。未経験でも保育士資格があれば採用されやすく、特に「保育士×療育未経験」でも歓迎する施設が多いです。子どもとの関わりや保護者対応で培ったスキルは、そのまま活かせます。

2. 専門的なスキルが身につく

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療育の現場では、発達障害・知的障害・肢体不自由などの専門知識や支援技術が習得できます。ABA(応用行動分析)やSST(社会的スキルトレーニング)、感覚統合療法など、通常保育では学べない専門的なアプローチを実践できます。

3. 一人ひとりに深く関われる

保育園では20〜30人のクラスを担当することも多いですが、療育施設は少人数制(1クラス5〜10人程度)が基本。子ども一人ひとりの成長にじっくりと向き合えることが大きな魅力です。

4. キャリアアップの道がある

5年以上の実務経験と研修修了により、児童発達支援管理責任者(児発管)へのキャリアアップが可能です。各施設に1名以上の配置が義務付けられており、専門職としての地位が確立されています。

5. 働き方の幅が広がる

放課後デイサービスは午後〜夕方の営業が多く、土日も開所しているため、保育園とは異なる勤務スタイルで働けます。「子育て中で午前中のみ働きたい」「週末も働いて収入を増やしたい」など、ライフスタイルに合わせた選択ができます。

転職前に知っておきたい注意点・デメリット

転職のメリットばかりでなく、現実的な課題も把握しておきましょう。

給料は保育園より低め

厚生労働省の2023年度調査によると、放課後等デイサービスで働く保育士の平均月収は22.1万円。一般的な保育士の平均月収26.6万円と比較すると、やや低い傾向があります。ただし、施設によっては処遇改善加算や各種手当により、保育園と同水準の給与を得られるケースもあります。

精神的な負担が大きい場合もある

障害のある子どもたちの支援は、保護者との信頼関係の構築や、行動上の困難への対応など、精神的な負担を感じる場面もあります。チームで連携しながら支援する姿勢が大切です。

専門知識の習得が必要

発達障害に関する知識、個別支援計画の作成方法など、保育園では必要がなかった専門知識の習得が求められます。入職後の研修制度が充実している施設を選ぶと安心です。

給料・年収の実態

職種・役職月収目安年収目安
保育士(一般保育園)約26.6万円約320〜360万円
放課後デイ・保育士スタッフ約22.1万円約260〜310万円
児童発達支援・保育士スタッフ約22〜24万円約264〜288万円
児発管(管理職)約30〜35万円約360〜420万円
主任・リーダー職約25〜28万円約300〜340万円

給与を上げるためのポイントは以下の通りです。

  • 処遇改善加算を取得している施設を選ぶ(国の補助金で給与上乗せ)
  • 児発管資格を取得してキャリアアップを目指す
  • 経験年数を積んで昇給を狙う
  • 資格手当がある施設を選ぶ(児童発達支援士、社会福祉士など)

転職成功のポイントと施設の選び方

療育施設選びは複数のポイントを総合的に判断することが重要です。

転職成功のポイントと施設の選び方 - illustration for 保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職
転職成功のポイントと施設の選び方 - illustration for 保育士の児童発達支援・放課後デイへの転職

チェックポイント1:施設の支援方針を確認

施設ごとに「運動療育」「音楽療育」「学習支援特化」など、特色があります。自分が身につけたいスキルや関心のある分野と合致しているか確認しましょう。

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チェックポイント2:研修・サポート体制

未経験から転職する場合、入職後の研修や先輩スタッフのサポート体制が重要です。「OJT制度がある」「外部研修費用を補助している」施設を選ぶと成長しやすい環境が得られます。

チェックポイント3:処遇改善加算の取得状況

国の処遇改善加算(I・II・III)を取得している施設は、給与が加算されています。面接時に加算状況を確認し、月収の内訳を明確にしてもらいましょう。

チェックポイント4:スタッフの離職率

スタッフが定着している施設は、職場環境が整っている証拠。「平均勤続年数」「離職率」を転職エージェント経由で確認するのがおすすめです。

チェックポイント5:2024年の法改正への対応

2024年4月より放課後等デイサービスの報酬改定・法改正が実施されました。専門的な支援の質が求められるようになり、研修体制や支援計画の整備が求められています。法改正に適切に対応している施設を選びましょう。

転職に役立つ資格

保育士資格に加えて、以下の資格を取得すると転職時に大きなアピールポイントになります。

資格名概要難易度
児童発達支援士発達障害の専門知識を証明する民間資格。在宅受験可能★★☆
児童発達支援管理責任者(児発管)国家資格。5年以上の実務経験と研修修了が必要★★★
社会福祉士福祉分野の国家資格。相談支援業務でも活躍★★★
特別支援教育士発達障害の教育的支援に関する資格★★☆
強度行動障害支援者養成研修強度行動障害の方への支援技術を学ぶ公的研修★☆☆

特に児童発達支援士は在宅で取得できるため、働きながらでも挑戦しやすい資格として人気です。

まとめ:保育士から療育職への転職で新たなキャリアを

保育士から児童発達支援・放課後等デイサービスへの転職は、保育士としての経験を最大限に活かしながら、障害のある子どもたちの専門的な支援者として成長できる素晴らしいキャリアパスです。

  • 保育士資格を活かして未経験でも転職可能
  • 少人数制で一人ひとりに深く関われる
  • 児発管へのキャリアアップで収入アップも可能
  • 2024年の法改正で更に専門性が重視される時代に

保育士の転職完全ガイド医療・介護・福祉の資格取得完全ガイドも参考にして、ぜひ自分に合った転職先を見つけてください。また、未経験から医療・介護・福祉業界への転職ガイドも転職活動の参考になります。

療育の現場は、子どもの成長をダイレクトに感じられるやりがいのある職場です。「もっと深く子どもと向き合いたい」という思いを持つ保育士さんは、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

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