wellness 就活wellness 就活
言語聴覚士(ST)の転職完全ガイド

言語聴覚士の年収・給料相場と収入アップの方法

公開日:2026年2月23日更新日:2026年2月26日
wellness 就活
執筆

wellness 就活 編集部

言語聴覚士の年収・給料相場と収入アップの方法

免責事項

本記事は医療・介護・福祉業界の転職に関する一般的な情報提供を目的としており、 特定の転職先や雇用条件を保証するものではありません。 給料・年収等の数値は公的統計に基づく参考値です。 資格や制度に関する情報は記事執筆時点のものであり、 最新の情報は必ず厚生労働省や各専門職団体の公式サイトでご確認ください。 転職に関する最終的な判断はご自身の責任において行ってください。

言語聴覚士の平均年収は約430万円。職場別・年齢別の給料データを解説し、転職・資格取得・管理職昇進など収入アップを実現する6つの具体的な方法を紹介します。有効求人倍率4倍超の売り手市場を活かしたキャリア戦略も必見。

言語聴覚士の年収・給料相場と収入アップの方法【2024年最新】

言語聴覚士(ST)として働く際に気になるのが「実際どれくらい稼げるのか」という点ではないでしょうか。医療・介護・福祉の分野で活躍する言語聴覚士の年収は、職場や経験年数、取得資格によって大きく異なります。本記事では、言語聴覚士の平均年収・給料相場を詳しく解説するとともに、収入アップを実現するための具体的な方法をご紹介します。

言語聴覚士の平均年収・給料相場

平均年収の概要

コメディカルドットコムの調査によると、言語聴覚士の平均年収は約430万円です。日本の全職種の平均年収(約460万円)と比較するとやや低めですが、専門性の高い国家資格職として安定した収入が期待できます。

言語聴覚士の平均年収・給料相場 - illustration for 言語聴覚士の年収・給料相場と収入アップの方法
言語聴覚士の平均年収・給料相場 - illustration for 言語聴覚士の年収・給料相場と収入アップの方法
  • 平均月収:約25万円(ボーナス除く)
  • 初任給:月22万円程度
  • 有効求人倍率:4.16倍(2024年10月時点)

求人倍率が4倍を超えていることからも、言語聴覚士は「売り手市場」の職業であり、転職や条件交渉がしやすい環境といえます。

男女別の年収差

区分平均年収
男性約459万円
女性約426万円
全体平均約430万円

男性の方が女性より約33万円高い傾向があります。これは管理職や上位ポジションを男性が占めやすいことも一因とされていますが、近年は女性のキャリアアップも促進されています。

年齢・経験年数別の年収推移

言語聴覚士の年収は、経験年数や年齢とともに着実に上昇します。介護求人ナビのデータを参考に、年代別の目安をまとめました。

年代平均年収の目安
20代前半(新卒〜)280〜320万円
20代後半320〜380万円
30代380〜440万円
40代440〜520万円
50代480〜560万円

20代では300万円台が中心ですが、30代で400万円台、40代で500万円超を目指せる職業です。経験を積むほど給与水準が上がる傾向があり、長く働くほど安定収入が期待できます。

職場・施設種別による年収の違い

PR

株式会社JJメディケアキャリア

株式会社JJメディケアキャリア

看護師応援プロジェクト実施中!看護師転職サイトナースJJ会員登録促進

詳しく見る

言語聴覚士の年収は、勤務する職場の種類によっても大きな差があります。専門家によるまとめでは以下のような傾向が示されています。

職場の種類年収の目安特徴
大学病院・総合病院450〜550万円高水準・福利厚生充実
公立病院・公務員500〜600万円最も安定・昇給確実
クリニック・診療所380〜450万円環境は良いが規模小
老人保健施設380〜430万円介護系は比較的低め
訪問リハビリ400〜500万円件数次第で高収入可能
障害者施設350〜420万円やや低め

病院(特に大学病院・総合病院)での勤務が最も年収水準が高く、公務員として働ける公立病院はさらに高収入が期待できます。介護施設は年収がやや低めになる傾向がありますが、ワークライフバランスが取りやすい職場も多くあります。

言語聴覚士の収入アップ方法【6つの戦略】

1. 専門資格・認定資格の取得

収入アップに直結する方法のひとつが、追加資格の取得です。

言語聴覚士の収入アップ方法【6つの戦略】 - illustration for 言語聴覚士の年収・給料相場と収入アップの方法
言語聴覚士の収入アップ方法【6つの戦略】 - illustration for 言語聴覚士の年収・給料相場と収入アップの方法
  • 認定言語聴覚士:日本言語聴覚士協会が認定する資格。5年以上の臨床経験と生涯学習プログラムの修了が条件。取得により給与アップや専門外来への配属が期待できます。
  • 呼吸ケア指導士:呼吸リハビリに特化した資格で需要が高まっています。
  • 嚥下造影検査技術認定:摂食・嚥下障害の専門スキルを証明できます。

資格手当が月数千円〜数万円加算される職場も多く、長期的な収入アップに効果的です。

2. 管理職・主任ポジションへの昇進

同じ職場で実績を積み、主任やリハビリテーション科長などの管理職を目指すことで、年収が大幅に上がります。一般的に管理職手当として月2〜5万円程度が加算されます。また、マネジメント経験はその後の転職時にも高く評価されます。

3. 年収の高い職場への転職

PTOT人材バンクのデータによると、転職を通じて年収が50〜100万円アップするケースも珍しくありません。特に以下の転職が有効です。

  • 介護施設 → 急性期病院への転職
  • 地方 → 都市部(東京・大阪・名古屋など)への転職
  • 一般病院 → 大学病院・公立病院への転職

言語聴覚士の転職完全ガイドでは、転職成功のポイントを詳しく解説しています。

4. 訪問リハビリ・非常勤掛け持ちによる副業

平日は正規雇用として勤務し、週末や空き時間に非常勤として訪問リハビリや別施設でアルバイトをすることで、年収を大幅に増やせます。訪問リハビリは1件あたりの単価が高く、月5〜10件こなすだけでも副収入になります。

ただし、本業との兼ね合いや体力面を考慮した上で無理のない範囲で行いましょう。

5. 都市部・高需要エリアへの転職

地域によっても年収差があります。東京・大阪・名古屋などの都市部は求人数が多く、給与水準も全国平均より高い傾向があります。地方から都市部へ転職することで年収が上がるケースも多くあります。

医療・介護・福祉の転職サイト・エージェント徹底比較も参考に、好条件の求人を探しましょう。

PR

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリア

第二新卒・既卒・フリーターの就職・転職支援【第二新卒エージェントneo】

詳しく見る

6. 独立・開業によるフリーランス化

一定の経験を積んだ言語聴覚士は独立開業も可能です。「言語訓練」と「構音訓練」は医師の指示なしで実施できるため、自費リハビリ事業所や言語訓練教室として開業する道があります。うまくいけば年収1,000万円超も夢ではありませんが、集客や経営スキルが必要です。

言語聴覚士の給料が低いと感じたら

言語聴覚士の年収が「思ったより低い」と感じる方も多くいます。主な原因として以下が挙げられます。

  • 臨床実習や国家試験のコストが重い:高い教育投資と比べ、初期の給与水準が見合わないと感じやすい
  • 夜勤がない職場が多い:夜勤手当がないため、看護師などと比べると月収差が出やすい
  • 職場による格差が大きい:施設規模や種別で年収に大きな開きがある

こうした状況を改善するには、医療・介護・福祉職の給料・年収・待遇完全ガイドで紹介している交渉術や転職戦略が参考になります。

言語聴覚士の将来性と年収の見通し

言語聴覚士の需要は今後さらに高まることが予測されています。

  • 高齢化社会の進行:摂食・嚥下障害や認知症への対応ニーズが増大
  • 子どもの言語発達支援:発達障害の早期発見・支援への関心が高まっている
  • 在宅医療の拡充:訪問リハビリ需要の増加

求人倍率が4倍超を維持している現状からも、言語聴覚士の将来性は明るいといえます。今後は専門性をさらに高め、高収入ポジションへのステップアップを狙いましょう。

まとめ:言語聴覚士の年収アップに向けた行動計画

言語聴覚士の平均年収は約430万円ですが、職場・資格・経験によって大きく異なります。以下の行動計画を参考に、収入アップを実現しましょう。

段階行動期待効果
短期(〜1年)資格手当のある職場へ転職+20〜50万円/年
中期(1〜3年)認定言語聴覚士取得+10〜30万円/年
中期(1〜3年)管理職・主任へ昇進+24〜60万円/年
長期(3年〜)都市部・大病院への転職+50〜100万円/年
長期(5年〜)独立・自費リハビリ開業収入上限なし

言語聴覚士としてのスキルを磨きながら、戦略的にキャリアを設計することで、収入の大幅アップが実現できます。まずは言語聴覚士(ST)の転職完全ガイドで転職・キャリアアップの全体像を把握しましょう。

また、理学療法士(PT)の転職完全ガイド作業療法士(OT)の転職完全ガイドも参考に、リハビリ職全体の給与動向と比較しながらキャリアを考えることをおすすめします。

関連記事

言語聴覚士の将来性と需要の見通し

言語聴覚士の将来性と需要の見通し

言語聴覚士(ST)の将来性と需要の見通しを徹底解説。有資格者は約4万1千人と少なく売り手市場が続く中、超高齢化社会でさらに需要が拡大する理由や、年収・キャリアパス・活躍できる就職先まで詳しく紹介します。

続きを読む →
言語聴覚士の認知症リハビリ分野のキャリア

言語聴覚士の認知症リハビリ分野のキャリア

言語聴覚士が認知症リハビリ分野でキャリアアップする方法を徹底解説。認知症ケア専門士・認定言語聴覚士などの資格、年収目安、おすすめ転職先まで詳しく紹介します。超高齢化社会で需要急増中の専門分野を目指すSTのための完全ガイドです。

続きを読む →
言語聴覚士の履歴書・職務経歴書の書き方

言語聴覚士の履歴書・職務経歴書の書き方

言語聴覚士(ST)の転職で必要な履歴書・職務経歴書の書き方を徹底解説。志望動機・自己PRの例文テンプレート、担当患者数の具体的な記載方法、注意点、採用担当者に響くポイントをわかりやすくまとめています。

続きを読む →
言語聴覚士のリハビリ管理職への道

言語聴覚士のリハビリ管理職への道

言語聴覚士(ST)がリハビリ管理職(主任・科長・部長)を目指すためのキャリアステップ・必要スキル・年収変化を徹底解説。管理職になるための具体的な方法と注意点についてわかりやすく説明します。転職を検討中の方も必読です。

続きを読む →
言語聴覚士の副業・ダブルワークガイド

言語聴覚士の副業・ダブルワークガイド

言語聴覚士(ST)として働きながら、収入を増やしたい・スキルを活かしたいと考えていませんか?近年、医療・介護職でも副業やダブルワークを検討する方が増えています。しかし、「就業規則に違反しないか」「体力的に続けられるか」「どんな副業が向いているか」といった疑問を持つ方も多いはずです。

続きを読む →
新卒言語聴覚士の就職先選びと転職の判断

新卒言語聴覚士の就職先選びと転職の判断

新卒言語聴覚士(ST)が就職先を選ぶ際の重要ポイントと職場が合わない場合の転職判断基準を解説します。病院・老健・福祉施設の特徴比較、転職タイミング、成功のステップを詳しく紹介します。キャリア形成に役立つ情報満載。

続きを読む →