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作業療法士(OT)の転職完全ガイド

作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方

公開日:2026年2月23日更新日:2026年2月26日
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執筆

wellness 就活 編集部

作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方

免責事項

本記事は医療・介護・福祉業界の転職に関する一般的な情報提供を目的としており、 特定の転職先や雇用条件を保証するものではありません。 給料・年収等の数値は公的統計に基づく参考値です。 資格や制度に関する情報は記事執筆時点のものであり、 最新の情報は必ず厚生労働省や各専門職団体の公式サイトでご確認ください。 転職に関する最終的な判断はご自身の責任において行ってください。

作業療法士(OT)の履歴書・職務経歴書の書き方を例文・テンプレート付きで徹底解説。志望動機の書き方、資格欄の正式名称、施設別の志望動機例文、よくある失敗と対策まで網羅。書類選考を突破するための完全ガイドです。

作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方【例文・テンプレート付き】

作業療法士(OT)として転職活動を始めるにあたり、まず取りかかるのが履歴書と職務経歴書の作成です。「どう書けばいいかわからない」「志望動機が思いつかない」と悩む方も少なくありません。

本記事では、作業療法士の転職を成功させるための履歴書・職務経歴書の書き方を、例文・テンプレートを交えながら徹底解説します。採用担当者に響く書類を作成し、書類選考を確実に突破しましょう。

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履歴書と職務経歴書の違いと役割

作業療法士の転職では、履歴書職務経歴書の2つをセットで提出するのが一般的です。それぞれの役割を理解した上で作成することが大切です。

書類主な役割記載内容
履歴書人柄・基本情報を伝える学歴・職歴・資格・志望動機・趣味など
職務経歴書専門スキル・実績を詳しく伝える業務内容・担当疾患・得意分野・実績など

履歴書は採用担当者が最初に目にする書類です。第一印象を決める大切な書類であるため、丁寧に仕上げることが重要です。職務経歴書は、履歴書では書ききれない詳細なスキルや実績を記載し、「この人は現場で活躍できる」と採用担当者に伝える書類です。

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履歴書の各項目の書き方

基本情報・学歴・職歴欄

氏名・住所・連絡先などの基本情報は正確に記載します。学歴は高校卒業から順番に記載し、職歴は勤務先の正式名称(医療法人名・施設名)を省略せずに書くのがポイントです。

履歴書の各項目の書き方 - illustration for 作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方
履歴書の各項目の書き方 - illustration for 作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方

資格欄の書き方

資格欄には、業務に関連のある免許・資格を取得日の古い順に記載します。作業療法士資格の正式名称は「作業療法士免許」であり、「OT」や「作業療法士資格」などと書くのは誤りです。正確な名称を使いましょう。

資格欄の記載例:

  • 平成○○年○月 作業療法士免許取得
  • 平成○○年○月 普通自動車第一種運転免許取得

その他、認定作業療法士・感覚統合療法士・ハンドセラピスト認定制度(JSHA)などの専門資格がある場合も記載しましょう。記入欄が足りない場合は、アピールしたいものを優先し、残りは職務経歴書で補足します。

詳しい書き方については、ジョブメドレーの作業療法士履歴書ガイドも参考にしてください。

志望動機欄の書き方

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志望動機は150〜250文字・4〜5行程度が目安です。簡潔にまとめることが大切です。

志望動機を書く際のポイント:

  1. 応募先の施設・理念に合わせた内容にする
  2. 自分の強みやエピソードを具体的に書く
  3. 入職後の目標・長期勤務の意欲を盛り込む
  4. 前職の愚痴・待遇への不満は絶対に書かない

採用担当者は「長く働いてくれる人材かどうか」を重視しています。「貴施設で長く貢献したい」という意欲を明確に伝えることが大切です。

詳しい例文はマイナビコメディカルのOT志望動機ガイドを参考にしてください。

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職務経歴書の書き方

職務経歴書は、A4用紙1〜2枚程度でまとめるのが基本です。履歴書よりも詳しく自己PRができる場です。

職務経歴書の書き方 - illustration for 作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方
職務経歴書の書き方 - illustration for 作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方

職歴・業務内容の書き方

勤務先・所属科・在籍期間を正確に記載し、業務内容を箇条書きで整理します。

記載すべき主な内容:

  • 担当病棟・部署名(急性期・回復期・生活期など)
  • 主な対象疾患(脳血管疾患・骨関節疾患・精神疾患など)
  • 担当患者数(月間・日間)
  • 使用した評価ツール(FIM・Barthel Index・MMSE・ADL評価など)
  • 担当した治療プログラム(ADL訓練・上肢機能訓練・認知リハビリなど)
  • 学生指導・クリニカルクラーク(臨床実習指導)の経験

詳しい職務経歴書の書き方はPTOT人材バンクの解説も参考になります。

自己PR欄の書き方

自己PRは、スキル・経験をベースに「応募先でどう貢献できるか」を具体的にアピールします。実務経験者は特に、「キャリアを通じて得たスキル」と「応募先の施設で活かせること」を結びつけると説得力が増します。

自己PR例(回復期リハ経験者):

> 回復期病院での5年間の経験を通じ、脳血管疾患患者へのADL訓練・退院支援を専門的に行ってきました。FIMを用いた評価・目標設定・多職種連携に強みがあります。貴施設の地域密着型リハビリを通じ、患者様の在宅復帰をさらに支援したいと考えています。

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施設別・志望動機の例文

作業療法士が応募する施設によって、志望動機の内容は異なります。各施設の特徴に合わせた例文を参考にしてください。

施設別・志望動機の例文 - illustration for 作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方
施設別・志望動機の例文 - illustration for 作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方

急性期病院への志望動機例

> 貴院は急性期から回復期まで一貫したリハビリ体制が整っており、発症直後から患者様の機能回復に関われる環境に魅力を感じました。前職での急性期経験(脳梗塞・骨折術後のリハビリ)を活かし、早期離床・ADL向上に貢献したいと考えております。長期的にキャリアを積み、認定作業療法士の取得も目指しております。

老人保健施設(老健)への志望動機例

> 高齢者の在宅復帰支援に強い関心を持っており、生活期リハビリに特化した環境で働きたいと考えています。前職では回復期で退院支援を経験し、在宅での生活を見据えたリハビリの重要性を実感しました。貴施設の「在宅復帰率」の高さに共感し、チームの一員として貢献したいと思い志望しました。

訪問リハビリ事業所への志望動機例

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> 患者様の生活の場に寄り添った支援を行いたいという思いから、訪問リハビリへの転職を希望しています。病院での勤務経験で培ったADL評価・福祉用具の知識を活かし、在宅での自立支援に取り組みたいと考えています。

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書類作成時によくある失敗と対策

NG例とその改善方法

作業療法士の書類選考でよくある失敗を把握し、事前に対策しましょう。

よくある失敗改善方法
資格の正式名称を間違える「作業療法士免許」と正確に記載する
施設名・所属科名を省略する正式名称をフルで記載する
志望動機が抽象的すぎる具体的なエピソード・スキルを盛り込む
前職への不満を書いてしまうポジティブな転職理由に言い換える
自己PRが「頑張ります」で終わる「どう貢献できるか」を具体的に書く
誤字・脱字がある提出前に必ず2〜3回見直す

書類は提出前に必ず見直し、誤字・脱字がないか確認しましょう。信頼できる同僚や転職エージェントに添削してもらうことも有効です。

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転職エージェントの活用で書類対策を強化

作業療法士専門の転職エージェントに登録すると、プロのキャリアアドバイザーが無料で履歴書・職務経歴書を添削してくれます。自分では気づきにくい弱点を補強でき、採用確率が高まります。

転職エージェントについては医療・介護・福祉の転職サイト・エージェント徹底比較もあわせてご覧ください。

また、面接対策も含めた総合的な準備については医療・介護・福祉の履歴書・面接対策完全ガイドが参考になります。

作業療法士の転職全般については作業療法士(OT)の転職完全ガイドで詳しく解説しています。

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まとめ

作業療法士の履歴書・職務経歴書は、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうための重要な書類です。

書類作成のポイントまとめ:

  • 履歴書と職務経歴書の役割を理解してセットで提出する
  • 資格欄は正式名称「作業療法士免許」で記載する
  • 志望動機は150〜250文字・具体的なエピソードを盛り込む
  • 職務経歴書では担当疾患・評価ツール・実績を詳しく書く
  • 施設の特色に合わせた内容にカスタマイズする
  • 前職への不満は書かず、長期勤務の意欲を伝える
  • 提出前に必ず見直し・添削を受ける

書類の質を高めることで書類選考の突破率が大きく上がります。転職エージェントの添削サービスも積極的に活用しながら、理想の職場への転職を実現しましょう。

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